RECRUIT

M.U(大工職人、入社5年目、キャリア採用)

まったくの未経験で大工の世界に入りました。
ゼロからものを作り上げていく作業にやりがいを感じます。

まったくの異業種から大工の世界に転職

前職は設備工事会社に勤めていたので現場作業の経験はありましたが、今の大工仕事の経験はありませんでした。まったくの未経験ではありますが、身内に大工さんがいたということもあって大工の仕事に就きたいと思うようになり、KOKENに入社しました。なぜ?と聞かれると特に理由はないんですが、目の前の仕事と一生懸命向き合っていて気づけば5年が経っていたという感じなので、この仕事が自分に合っているのは間違いないと思います。
家に関する作業のオールラウンドプレーヤーが、大工だと思います。このインタビューを受けた日は床張りをしていましたが、明日は壁や天井の作業をします。このように毎日やることが違っていることや、毎回現場が違うことなど、ずっと同じことばかりをしているわけではないというのも、この仕事の面白さです。

石の上にも三年というように、まずは3年続けてみてください

新築というのは、何もないゼロの状態から家を建てていく作業です。そしてリフォームは、そこにあるものを解体して新しいものに替えていく作業なので、ゼロよりも前の状態から作り上げていく作業だと思います。どちらもとてもクリエイティブな作業で、それでいてお客さまから感謝してもらえることなので、そこにやりがいを感じます。
これから大工の仕事を目指したいという人には、まずは3年続けてみてほしいとお伝えしたいです。石の上にも三年という言葉があるように、何事も続けなければ結果も出ません。昔とは住宅の構造が違うので、今では3年もあればかなりのことができるようになります。その期間は学ぶ期間だと思って続けていたら、やがて自分のやりやすい方法で仕事を進められるようになってきます。まずはそうなるまで頑張ってみようとお考えの方は、きっとこの仕事で成功できると思います。

Y.K(大工職人、入社7年目、キャリア採用)

学校を卒業してから、大工一筋。
もうすぐ30年のベテラン選手になりました。

この仕事の好きなところは、ご飯がおいしいことですね

学校を卒業してそのまま大工の道に入ったので、もうすぐ「この道30年」になります。すっかりベテランの域に達したわけですが、我ながらよくここまで続いたもんだと思います。大工の道に進んだことには、特にきっかけはありませんでした。何かやりたいことがあるというわけではなく、自分で求人を探して応募したら採用されたのが工務店だったというわけです。
始めたばかりのころは何が分からないのかすら分からず、とにかく目の前の仕事をこなすのが精一杯でした。しかし、そうして経験を重ねるたびにいろいろなことが分かってきますし、見える風景も違ってきます。そうなってからは自然に仕事に向き合えるようになり、それがついに30年を迎えるという具合です。
この仕事をやっていてよかったと思えるのは、ご飯がおいしいことですね。身体を動かす仕事なので運動不足になりませんし、ご飯をおいしく食べられます。自分の性分として体を動かしているほうが合っているのか、精神的なストレスをあまり感じないところも気に入っています。

昔と違って早く一人前になれます

自分が見習の大工になったころは昔ながらの職人さんの世界でした。技術は見て覚えろ、自分で盗めという感じでしたが、今は違います。そもそも住宅の構造が違ってきているので、昔よりも早く一人前になれます。仕事を覚えて自分のペースややり方を身につければストレスもなく仕事に打ち込めるようになるので、このことに魅力を感じてもらえればと思います。
この仕事を長くやってきて若い人たちと接することも多いです。よく「今どきの若い人は」なんて言い方をしますが、今は人それぞれです。意識の持ち方によって成長の速さも違いますし、若い人のなかにもどんどん成長して優秀な人もたくさんいます。大切なのはやる気ですね。努力や経験は嘘をつきません。
ものを作ることが好きであったり、そこに達成感を味わえる人であれば、この仕事に向いていると思います。私自身も仕事に対して難しく考えるほうではないので、これから同じ仕事をする方々にも同じように、ひとまず気楽に入って続けてみたら何とかなるか、という気持ちで取り組んでもらえれば十分だと思います。難しく考えず、まずは楽しくいきましょう。